こんにちは。AIあれこれ散歩道です。
Figma Makeのモデル一覧にGPT-5.6が追加され、「どこから選ぶの?」「無料プランでも使える?」「従来のAutoより何がよい?」と気になっていませんか。GPT-5.6は、プロンプトから動く画面を作るFigma Makeで、最初の生成品質と複雑な修正を高める新しい選択肢です。
この記事では、Figma MakeでGPT-5.6を使う方法を、基本機能、モデル選択、全プラン対応の意味、AIクレジット、プロンプトの作り方、既存デザインの活用、公開前の注意点まで解説します。2026年7月13日時点のFigma・OpenAI公式情報をもとに整理しました。
- Figma MakeとGPT-5.6の役割が分かる
- モデルを選ぶ場所と始め方を確認できる
- AIクレジットとプランの注意点が分かる
- 失敗を減らすプロンプトと確認項目が分かる
結論
GPT-5.6は、複数画面、細かな操作、既存デザインの再現など、最初の設計が重要な作業で選ぶと効果的です。モデルピッカーから選べますが、全プラン対応は「Makeの公開・共有権限まで同じ」という意味ではありません。小さな試作でクレジット消費と品質を確認してから本番へ広げましょう。
Figma MakeでGPT-5.6を使う方法
Figma Makeは、通常のデザイン編集画面とは役割が異なります。まず何を作れるのか、どの条件で使えるのかを理解すると、モデル選択で迷いにくくなります。
Figma MakeとGPT-5.6でできること
Figma Makeは、文章の指示や既存のFigmaデザインから、操作できるプロトタイプやWebアプリを作るAI機能です。画面だけでなく、ボタン、入力、画面遷移、レスポンシブ調整、コードの修正まで会話で進められます。
Figmaは2026年7月9日、Makeの選択モデルにGPT-5.6を追加しました。公式ブログでは、最初の生成、複雑なデザイン、レスポンシブレイアウト、高精細なインタラクション、既存デザインへの忠実さが評価されています。詳しくはFigma公式発表で確認できます。
Autoや他モデルとの使い分け
モデルは、名前の新しさより作業内容で選びます。迷う場合はAutoから始め、品質が足りない時だけGPT-5.6へ切り替える方法もあります。
| 選択肢 | 向いている作業 | 考え方 |
|---|---|---|
| Auto | 一般的な試作、モデル選びに迷う時 | 品質とクレジットのバランスを任せる |
| GPT-5.6 | 複数画面、複雑な操作、既存デザインの再現 | 最初の完成度と修正力を重視 |
| 軽量モデル | 文言、色、余白など小さな修正 | 速さと消費量を優先 |
同じプロジェクトで毎回GPT-5.6を使う必要はありません。骨格はGPT-5.6、軽い調整はAutoや軽量モデルという分け方が実用的です。

全プラン対応の意味と利用条件
Figma Release Notesでは、GPT-5.6モデルは全プランで利用できると案内されています。ただし、これはFigma Makeの作成場所、共有、公開、チームライブラリなどが全ユーザーで同じという意味ではありません。
Starterでも下書きでMakeを試せますが、公開方法やチーム機能に制限があります。有料プランでもFull、Dev、Collab、ViewのSeatによって作成・共有・公開範囲が変わります。組織では管理者がAI機能や公開を無効にしている場合もあります。
プラン表示の注意
「GPT-5.6を選べるか」と「作ったアプリを希望の範囲へ公開できるか」は別々に確認してください。最新条件はFigma Make FAQが確実です。
モデルピッカーから選ぶ手順
対象アカウントでは、Figma Makeのチャット入力欄にあるモデル選択からGPT-5.6を指定できます。
- FigmaのDraftsまたは対象プロジェクトを開く
- 新規作成からMakeを選ぶ
- チャット欄のモデルピッカーを開く
- GPT-5.6を選択する
- 小さな試作を依頼して結果と消費量を確認する
項目が見つからない場合は、ブラウザを更新し、Seat、管理者設定、段階展開を確認します。モデルの選択画面は公式モデル選択ガイドにも掲載されています。
最初のプロンプトに入れる5項目
一度に長い文章を書くより、目的と制約を整理した方が修正回数を減らせます。
- 誰が使う何のアプリか
- 必要な画面と優先順位
- ボタンや入力後の動き
- 残すデザインルールと禁止事項
- 完成後に確認してほしい条件
指示例
「初心者向けの旅行費用管理アプリを作る。入力、一覧、月別集計の3画面。スマホ優先で、削除前は確認を出す。架空データを使い、公開や外部送信はしない。最後に画面幅320pxと1280pxで崩れを確認する」のように伝えます。
Figma MakeのGPT-5.6を活かす実践ポイント
高性能モデルでも、資料の渡し方と人の確認は必要です。既存デザインを守る方法、クレジットの考え方、公開前のチェックまで順番に見ていきます。
既存デザインから精度を上げる
既存のFigma Designファイルを起点にする時は、「似せて」だけではなく、保持する要素と変える要素を分けます。たとえば「色、文字サイズ、8pxグリッドは保持し、購入フローだけ追加する」と指定します。
Figma公式は、GPT-5.6が既存デザインのレイアウト、視覚階層、余白、比率、スタイルを保った最初の生成で良い結果を示したと説明しています。元デザインの代表画面と必要な状態だけを渡すと、余計なコンテキストとクレジットを減らせます。
動きの設計を作り込みたい場合は、Figma Motionの使い方やFigma 3D transformsの基本も参考になります。

エラー自己修復を過信しない
Figmaの評価では、GPT-5.6は空白画面などのエラーが起きた時に原因を調べ、自分で修正を続ける例が示されています。途中停止が減るのは利点ですが、すべての不具合を自動で直せるという保証ではありません。
- 主要ボタンを実際に押して画面遷移を確認する
- 空入力、長文、重複、削除など例外を試す
- スマホとPCの幅で表示を確認する
- 外部APIや実データは権限とエラー時の表示を確認する
修正を頼む時は「動かない」ではなく、「保存ボタンを押しても一覧へ戻らず、コンソールにエラーが出る」のように再現条件を伝えます。
AIクレジットと料金の注意点
Figma Makeの消費量は固定ではありません。モデル、作業の複雑さ、添付したファイルやライブラリの量、AIが実行したアクション数で変わります。公式ヘルプでは、実行前に正確な消費量を予測できず、完了後にAIクレジットアイコンへカーソルを合わせて確認すると案内されています。
クレジットで誤解しやすい点
- 会話モードの質問でもクレジットを使う
- Undoしても消費済みクレジットは戻らない
- 失敗して出力がないシステムエラーは原則差し引かれない
- 上限後は追加購入または次回リセットを待つ
現在の仕組みはFigmaのAIクレジット公式ガイドで確認できます。最初に小さな1画面を作り、消費傾向を見てから画面数を増やしましょう。

公開・共有前に確認すること
生成できたことと、公開できる品質であることは別です。実在する個人情報、機密データ、他社ロゴ、権利不明の画像、架空の価格や数値が残っていないか確認します。
- タイトルと公開URL、閲覧範囲を確認する
- リンク、フォーム、保存、削除の動作を試す
- キーボード操作と文字の読みやすさを確認する
- スマホ表示と読み込み速度を確認する
- 公開後に不要ならUnpublishできる場所を把握する
書き出しと共有の整理には、Figma Motionの書き出しと共有方法も役立ちます。Makeの公開条件は公式公開ガイドで最終確認してください。
Figma MakeでGPT-5.6を使う方法まとめ
Figma MakeでGPT-5.6を使う方法は、Makeを開き、チャット欄のモデルピッカーから選び、目的・画面・操作・制約・確認条件を伝える流れです。複雑な試作や既存デザインの再現に向きますが、クレジットと公開権限は別に確認する必要があります。
まとめのポイント
- GPT-5.6は複雑な試作と最初の完成度を重視する時に選ぶ
- モデル対応と公開・共有権限は分けて確認する
- 小さな画面から始めてクレジット消費を見る
- 既存デザインは保持する要素を明記する
- 公開前は動作、権限、表示、権利を人が確認する
最初は1画面の小さなプロトタイプをGPT-5.6で作り、Autoとの結果と消費量を比べると、自分の作業に合う使い分けが見つかります。
